小さな小さなハプニング

YATUKA-brass2006-03-18

今日は、部内の3年生を送る会でした。3年生12人全員集まってくれました。まず体育館での腕相撲大会に始まり、音楽室で合奏(曲はもちろん今年の自由曲「小鳥売り」)、教室へ移動して茶話会をしながら、2005の思い出映像鑑賞(顧問特別編集)、全員合唱、記念品贈呈等盛りだくさんでした。
今日の一枚は「くすだま」が割れた瞬間です。とてもいい瞬間が撮影できました。
ところがこの時、現場ではいろいろなことが起こっていたのでした。
紐をいよいよ引こうとする瞬間、2年生から紐を引く3年生に向かって「先輩!すみません!ななめに引っ張ってください!」という声がかかりました。よく見かける「くすだま割り」は、紐を下に引き、「パカッ」と開いて紙吹雪!そして中から垂れ幕・・・!がお決まりです。しかもその後も玉は開きっぱなし。でもそこは我が吹奏楽部。ちょっと違うのです。これは「くすだま開き」だったのです。皆さん!お分かりですか?紐を引っ張った3年生は手を放してはいけないのです。放すとすぐに閉じてしまうのです。紐を持っていてくれた3年生!あなたは本日の主役のはず・・・。
まあ、とにかく開きました。ゲストに働かせても開けばいいんです。中のものが出てくればOK。実際、中から紙が「パッ」というか「ドサッ」と落ちてきたんですから。その瞬間、周囲からの「おっ!」という歓声も顧問は確認しています。ちゃんと盛り上ることは盛り上がったんです。目標達成!
問題は次です。次は1メートルくらいの巻物がデロデロ〜ンと垂れ下がるはずがなかなか垂れ下がってきません。そっと近づいて玉の内側を覗いてみると、なんと開いた玉の上部(引っ付いている部分)に垂れ下がるはずの紙の一番上がつけてあり、垂れ下がるはずの紙の下半分しか玉の外から見えないではないか!しかもその部分も巻き癖がついていて玉の中に必死に戻ろうとしていたのでした。

くすだま係!きっと苦労したんだろうね。よく頑張った!記憶に残る「くすだま開き」をありがとう。