卒業式

東日本大震災で被災された皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。毎日の報道を見ては心痛の思いです。一日も早く日常の生活が取り戻せますように願っています。
我が八束学園でも生徒会を中心に募金活動が始まりました。「心は見えないけれど心遣いは見える」「思いは見えない けれど思いやりは見える」 とCMで言っていました。何でもいいので行動に移したいと思います。
そんな心痛の中ではありましたが、我が校は粛々と卒業式を行わさせていただきました。卒業生の担任が「未だに家族が不明だったり、学校が避難場所になったりと・・・卒業式さえ開けない学校があります・・・」ということをしっかり伝えたあと、体育館に入場しました。学園となって初めて参列された小学部の先生方からはとても「感動的な卒業でした」と感想をいただきました。式場を退場した卒業生全員が、体育館の出口付近で号泣するのを見てこちらまで泣けてきました。これから歩んでいく道をしっかり地に足をつけて一歩ずつ確実に歩んでいって下さい。被災された地域の同年代の皆さんのことを心に片隅において!